震災や環境や教育や労働や貧困や格差や景気やエネルギーなど日本が抱えている問題はたくさんなりますが、その中でも最も深刻で厄介なものと言えば少子高齢化です。
年金制度の崩壊や労働力不足や医療費の高騰や景気の低迷や地方の過疎化など、少子高齢化社会が進むことに伴う問題はたくさんあります。
今まで真面目に年金を支払ってきたけどその恩恵を被ることが出来るのかどうかが不安、年齢を重ねるにつれて生活習慣病やがんや認知症や脳卒中や心臓病などの健康不安が大きくなる、老後の生活に備えて貯金をしているけどそれでは足りないような気がする、今の仕事を何歳まで心身ともに健康な状態で続けられるだろう、医療保険や生命保険をライフスタイルの変化に応じて見直さなければならないなど、老後の生活にまつわる悩み事や心配事は絶えません。
しかし、きちんと準備をしておけば不安や悩みは軽減させることが出来ます。健康不安を取り除きたいなら、年に一度は人間ドックや定期健診などを受けて自分の体の状態を把握したり健康的で規則正しい生活習慣を身につけたりすることが大事ですし、お金に関する不安を和らげたいなら、投資信託やゴールドや株やFXや不動産などで資産運用をするという方法が有効的です。
自分が亡くなった後のこともしっかりと考えておく必要があります。そこで直面するのがお墓や遺産相続の問題です。お墓の問題として最も多いのが、継承墓にまつわるものです。継承墓とはお墓を代々継承していくという形態のお墓のことで、継承する人がいないとそのお墓は無縁墓となってしまいます。
生涯独身で子どもがいないのでお墓を継承してもらえない、子どもはいるけど遠方で暮らしているためお墓参りをすることが出来ない、お墓のお手入れや管理をコンスタントに行えず維持費ばかりがかさんでいくなど、少子高齢化社会に伴う問題がお墓にも波及しています。ですので、終活の一環として墓じまいも考えなければなりません。
お墓の問題は墓じまいをすることで解消させることが出来ますし、遺産相続の問題は遺言書を残しておくことで解決させることが出来ます。