一般葬の流れと費用の相場とは?

近年は、様々な新しい葬儀のスタイルが出てきていますが、昔からある葬儀の形式が一般葬です。

通夜と告別式を2日間で行い、親族や身内だけではなく、友人や近所の方など参列する人を限定しないので、大規模なお葬式になることもあるでしょう。

生前、交友関係の広かった方や多くの方に見送って欲しいという方に向いているお葬式の形式です。

一般葬の流れとは?

一般葬は、まず葬儀社と打ち合わせと行って日程を決めます。通夜からの流れは以下のようになります。
・「通夜」
葬儀の前日には、「通夜」が行われ、時間も短く(1時間から2時間程度)参列者が焼香をします。

そして、通夜の後には飲食の席が設けられ、参列者や遺族が故人を偲びながら食事をするのが一般的です。

・「葬儀式・告別式」
宗派によって形式は異なりますが、葬儀式とは僧侶があの世に送るというために儀式を行うことです。
その後、告別式が行われ、故人とのお別れになります。

・「火葬」
霊柩車に故人を乗せて火葬場へ行き、火葬となり、火葬後は収骨室にて遺骨を骨壺に納めます。

以上が一般葬の流れです。

一般葬の費用の相場

一般葬にかかる葬儀の費用は、
・葬儀を行う施設にかかる費用
・葬儀を進めるためにかかる費用
・参列して下さった方へのおもてなし費用
・僧侶へのお布施の費用

に分けられます。

「葬儀を行う施設にかかる費用」とは、
葬儀の式場の使用料…平均10万円から30万円と言われていますが、規模によっても様々です。
ご自宅の場合は式場の費用は不要になります。
火葬料…5万円ほどからとされていますが、公営の場合にはもっと安くなる可能性もあります。
「葬儀を進めるためにかかる費用」とは、
祭壇料…デザインやお花の種類や量によって変わって来ます。約20万円から100万円ほどになるといわれています。
お棺…材質や大きさによって違いますが、5万円から30万円ほどになります。
その他、看板を出す場合や式場までの交通整理が必要な場合には費用がかかります。

「参列して下さった方へのおもてなし費用」とは、
返礼品…返礼品として香典に関わりなくお渡しする品で、千円から3千円程度です。
飲食代…お通夜の後に出しますが、人数によって大きな差があります。大体1食2千円から5千円程度が目安でしょう。

「僧侶へのお布施の費用」とは、葬儀のプランには入っていないので注意が必要です。
どのくらい包めば良いのかの相場は15万円から50万円と言われていますが、地域によっても開きがあるので、葬儀社の方に相談してみるのも良いでしょう。


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