訃報のお知らせを受け
・今すぐに喪主の自宅に弔問したいけど喪服を用意することが出来ない、
・お通夜や告別式に出席する際の受付でのお悔やみの言葉や弔問した際に遺族に対してかける言葉が出てこない、
・数珠の持ち方やお焼香の回数や合掌の仕方やお清めのやり方がわからない、
・告別式の受付を喪主に依頼されたけど具体的な流れや参列者への対応に迷いが生じる、
・弔辞を頼まれたけど文章の構成を考えたり言葉を慎重に選んだりしなければならずうまくまとまらない、
・香典の金額の相場や表書きのマナーがわからないなど
お葬式には色々な問題がつきまといますが、お通夜のマナーもその代表格です。
お通夜は告別式ほどの厳密なルールは設けられていませんが、マナーはしっかりと守らなければなりません。
取り急ぎの弔問の場合は平服で行きますが、お通夜の場合は喪服で行くのが一般的です。夕方に行われることが多いので、仕事帰りに行く場合は喪服の用意を忘れないようにしましょう。
まず最初にお悔やみの言葉を述べて、受付や記帳や焼香など流れにそって着席します。血縁的に近しい関係性であればあるほど着席する場所が祭壇の近くになりますので、それを踏まえて振る舞います。
食事が準備されている場合は必ず口にしましょう。それが、故人への供養にもつながるからです。喪主に食事をすすめられているのに断るのはご法度です。
お酒が用意されていることも多いですが、お酒の飲み過ぎには気をつけなければなりません。
喪主やその家族はお通夜において気丈に振る舞いますが、悲しみに沈んでいて心身ともに疲弊している状態で、翌日の告別式などの準備もしなければならない大変な状況ですので、長居せずに早めに帰るということも心がける必要があります。
励まそうとしていつまでも長居するのがありがた迷惑になってしまう可能性がありますので、精神的にも肉体的にも疲れ果てている遺族に寄り添いいたわる気持ちを忘れてはいけません。