葬儀の手伝いの役割について

家族の誰かが亡くなった場合には葬儀をする必要がありますが、結婚式等と異なり数ヶ月前から葬儀の段取りや役割分担を決めておく事は難しいです。

大抵の場合は亡くなってから3日以内に葬儀を行うため、瞬時に役割分担を考えなければいけません。役割として1番重要になるのは喪主になります。

喪主は葬儀の中では中心人物になるため、葬儀会社の人と当日の流れの打ち合わせ等を行っておかなければいけません。しかし細かい仕事に関しては、他の兄弟や親戚に分担するのも1つの方法です。

喪主以外の家族がいる場合には、手伝いとして様々なことを手伝ってもらう必要があります。葬儀の時に必要とされるものの1つに、亡くなった人の遺影があります。

遺影はあらかじめ撮影してあれば問題ありませんが、撮影していない場合は写真の中から1つ選ばなければいけません。実は写真を1枚選ぶだけでも数時間かかることもあります。可能な限り家族に写真を見てもらい、判断を仰ぐことが必要になります。

別の手伝いとしては、親戚一同に電話をすることや亡くなった人の友人などにも連絡をしておきたいところです。

ただし家族葬を行う場合ならば、友人や会社の同僚あるいは昔お世話になった人に連絡をする必要はありません。そのような連絡はあっという間に広まり、予定していない人が出席してしまう恐れがあるからです。

もし連絡をする場合には、家族だけで葬儀を執り行うため出席は控えてもらいたい旨を告げましょう。また葬儀が終わった後に連絡をする方法もあります。いずれにしても電話連絡はすぐに終わるとは限らず、骨の折れる作業の1つです。

家族葬を行う場合でも受付が必要になります。お通夜や告別式では香典を受け取ることになりますが、通常親族の中から選ぶのが基本になっています。

親族の中に女性がいる場合にはその女性に担当してもらうと良いでしょう。仕事内容としては、香典を受け取ることと誰からいくらもらったかを記入していくことです。


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