葬儀の仕方も価値観が多様化していることから、従来の形式だけでなく様々な形式が出てきています。その中で近年人気があるものの1つは自由葬儀と呼ばれるものです。
これは宗教的な儀式を一切取り入れない葬儀のことを意味しています。自由葬儀が増えている理由の1つは、昔のようにどこのお寺にも所属していない人が増えたからです。
今まで田舎に住んでいた人が都会に出てきた場合、都会にあるどこかのお寺に所属するとは限りません。むしろ多くの人がどこのお寺にも所属することなく生活をしています。
そのため、葬儀と宗教の関係が薄れた結果このような自由葬儀が増えたと言えるでしょう。
事由葬儀の中でも代表的なものの1つは、音楽葬儀と呼ばれるものです。
音楽葬儀は、亡くなった人が好きだった音楽をかけることや、喪主が選んだ音楽をかける葬儀です。葬儀の最中に音楽をかけることで、故人を偲ぶことができると同時に雰囲気作りにも役立つと言えるでしょう。
事由葬儀は宗教と関わりがないことから、お坊さんに払うお金なども必要がないため金銭的な負担も小さくなりやすいです。
故人の意思を尊重して行われる場合も多いですが、地域によっては理解を得ることができないことがあります。そのため事前に親戚などに判断を仰いだほうが無難です。