納棺の儀式は、故人を送り出す為に行われる大切な物になります。納棺の儀式を行う前には、まず故人に対して末期の水を行う必要があります。
祈る気持ちを表す物になりますので、気持ちを込めて行うようにしましょう。
次に湯灌を行う必要があります。湯灌を行うことで、故人の方を綺麗にしてあげる事が出来ますので、丁寧に洗い清める事が大切です。これらの事が終わると、納棺の儀式を行う前の旅支度に取り掛かります。
旅支度では、化粧を施したり、装束を着せてあげたりします。ここまで全て終えることが出来れば、納棺の儀式です。
納棺の儀式では、通常の場合遺族の方のみで行うことが一般的です。
しかし、近年では遺族の方だけではなく、葬儀の方も一緒に手伝って頂くことが出来ます。納棺の儀式が終わると棺の中には故人の思い出の品や好きだったものを入れてあげることが出来ます。
但し、何でも入れることが出来る訳では有りませんので、葬儀の方に相談をしながら入れるようにしましょう。
金属類等は入れても燃やすことが出来ませんので、入れることは出来ません。他にもガラス等の燃えないものは入れることは出来ませんので、納棺の儀式を行う時には事前に打ち合わせをして置くことが大切です。