末期の水はお葬式を行う際に初めに行う大切な儀式です。臨終に立ち会いされた方々が故人に対して、口の中に水を含ませてあげる儀式を行います。
この儀式を行うことで、故人のご冥福をお祈りすることが出来ます。お葬式を始める前に行う儀式としては、ポピュラーな物になっており、末期の水の礼儀作法を覚えておくと安心です。
末期の水の儀式を行う際には、順番があります。基本的には近親者に近い方から行っていくことになりますが、子どもの場合には本人の意志を尊重して無理にさせる必要はありません。
意味合い的には喉にうるおいを与える意味がありますが、無理やり水を流し込む必要はありません。そのまま水を流し込むのではなく、脱脂綿等を利用して水分を与える位で十分です。
脱脂綿の当て方についても作法がありますので、覚えておくことで末期の水の儀式をスムーズに行うことが出来ます。
特にお葬式では、故人を惜しむ場所になりますので、気持ちを込めて行うようにしましょう。
臨終に立ち会いされた方は故人と縁が深い方ばかりになりますので、末期の水を実行することでお葬式をスムーズに進めることが出来るようになり、気持ちを切り替える事ができるようになります。