自分の好みのものを選んでお祀りすればよい
位牌とは、故人の霊が宿るとされているもので、仏壇に安置して朝と夕方にお参りをするのが一般的となっています。
位牌にはさまざまな種類がありますが、宗派によってこれを選ばなければならないと定まっているものではありません。
つまり数ある位牌の中から、自分の好みのものを選んでお祀りすればよいということになります。
材質やデザイン、価格など本当に様々で、伝統を重んじた昔ながらのものもあれば、現代的なモダンなものも存在しています。
戒名や法名などを記すことができる人数も幅広く、特定の地域にだけ使われているような珍しいタイプのものもあります。
数多くの種類があり位牌をどうやって選べばよいのかわからないと思う人も多いかもしれませんが、多くの選択肢の中から自由に選択すればよいでしょう。
仏壇のサイズに合わせたものを選ぶ
しかし全く位牌の選び方の基準がないというわけではなく、一つの基準としているものがサイズとなります。
位牌は仏壇に安置することになるので、もしもすでに仏壇を用意してある場合や、仏壇を置くスペースが決まっているのであれば、必然的に仏壇のサイズに合わせたものを選ぶことになるでしょう。
先祖様に位牌の大きさを揃える
また年配の人の中には、御先祖様よりも大きなものを作ってはいけないという人も見られます。
しかしこれは決まりごとというわけではないものです。家族でよく話し合う必要があります。
もしも夫婦どちらかの位牌がすでに安置されているのであれば、後から作るものも大きさをそろえるのが一般的となるでしょう。